院長


  今の時代ほど物質的に恵まれた時代はないでしょう。又、今の時代ほど精神的に恵まれない時代もないでしょう。時計は我々を忙しくさせ時間をコントロールし、携帯電話を代表とする通信機器は我々を空間的に束縛するのです。文明の恩恵は場合によってストレス社会と同義だとも思えます。私も日々ストレスを抱えながら、ストレスについて考え、患者さんと対処法を探る毎日です。私のアプローチは精神分析的カウンセリングと言えます。症状をコントロールしながら、患者さん達は本当に何を欲望しているのか、何をしたいのかについて、探っていきます。又、病状によっては、カウンセラーや入院施設を紹介します。生活サポートは公的福祉との仲介者、助言者として積極的役割を担い、介入をする場合もあります。

今後も患者さんの心の問題をケアできるよう最大限努力していきます。

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